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工場勤務のきついところをあらゆる視点でガンガン解説【体験談】

この記事は現役ベテラン工場ワーカーが工場勤務のきつさについて、さまざまな視点から解説しています。

ハッキリ言って工場勤務はきついことが盛りだくさん

しかし、どんな仕事にもきついところはあります。

大切なのは仕事のきつさを受け入れられるかどうか。

働き始める前に興味ある仕事のきつさを知っておけば、

こんなはずじゃなかった、もうやめたい

と思う確率を減らせます。

工場で働きたいと考えているあなたへ。

この記事を読んで、工場勤務のきつさを知っておきましょう。

目次

工場勤務は底辺感があってきつい

工場勤務や製造業に対して底辺イメージを持つ人は多いです。

  • 3K職場(きつい・汚い・危険)
  • だれでもできる単純作業のくり返し
  • 低学歴の集まり

といったことを工場勤務と聞いて思い浮かべる人も多いはず。

たしかに工場勤務はオフィスワークと比べて肉体的にきつく、楽な仕事ではありません。

しかし、10年以上工場で働いている私の感覚でいうと、世間一般の底辺イメージはまちがっていると感じることも多いです。

工場勤務は頭おかしい人との付き合いがきつい

コイツ頭おかしいんじゃないの

って人が目立ってしまう工場勤務。

私は工場勤務歴が長いですが、

  • 上司にマジギレする人
  • 平気で仕事をサボる人
  • ゴミすらまともに燃やせない人

など、数多くの頭おかしい人を見てきました。

頭おかしい人との付き合いはきついですが、工場で働くなら覚悟が必要です。

工場の人間関係はイメージと違ってきつい

製造業である工場勤務は、接客サービス業や営業職と比べて人間関係が楽なイメージがあります。

しかし、

  • コミュニケーション能力に不安を感じる人が集まりやすい
  • 職場が閉鎖的で逃げ場がない
  • 仕事がきつくて人間関係に悪影響を与えやすい

といった理由により、人間関係で悩む工場ワーカーはめずらしくありません。

人間関係できつい思いをしたくなければ、人間関係が良さそうな工場を選ぶことが重要です。

工場のライン作業はきつくて耐えられない人がいる

仕事にやりがいを求める人に地獄の苦しみを与えてくれるライン作業。

  • ひたすら同じ動作のくり返し
  • 流れ作業なのでサボれない
  • 将来役に立つスキルを身につけられない

などライン作業は工場の中でもきつい仕事。

ライン作業なんて楽勝だぜ

って人もいますが、きつくて耐えられない人もいるのが工場のライン作業です。

工場で働く正社員だからこそ感じるきつさ

きついといわれる工場勤務ですが、正社員として大企業の工場で働くことができれば勝ち組レベルの年収や福利厚生をゲットできます。

しかし、

  • やりがいある仕事ができるとはかぎらない
  • クセの強い派遣やバイトの管理をしないといけない
  • 生産ノルマに責任を持たされる

など、工場で働く正社員だからこそ感じるきつさがあるので注意が必要です。

工場で働くパートバイトならではのきつさ

工場勤務のきつさはいろいろありますが、パートバイトならではのきつさとしては、

  • ポンコツ正社員にふり回される
  • パート、バイトだからといって下に見られる
  • 雑用など面倒な仕事をやらされる

などがあります。

工場のパートやバイトは軽作業をすることが多いので、作業そのものは楽なことが多い。

しかし、作業内容以外のところできつい思いをしやすいです。

工場の派遣は使い捨てのコマだからきつい

工場の派遣は会社に都合よく使われる存在だからきつい。

  • 忙しいときはコキ使われてヒマになるとクビになる
  • 単純作業のくり返しメンバー
  • まともに教育してもらえない

など、工場の派遣は将来に不安をかかえるきついデメリットがたくさん。

製造業である工場勤務は景気に左右されやすい仕事です。

受注が多く忙しいときにがんばって働いても、景気悪化で受注が減るとアッサリ解雇されるなんてよくある話。

ただ就職しやすいからといってよく考えずに働き始めると、つらい未来が待っているかもしれません。

工場勤務の女性がつらいと感じること

工場勤務には男性よりも女性の方がつらいだろうな、と思うことがあります。

  • きつくなりがちな女性の人間関係が閉鎖的な職場環境でさらにきつくなりやすい
  • 男性よりも体力面で劣るから、つらいと感じる仕事が多い
  • 町工場や部署によっては周りが男性ばかりもありえる

などです。

あと、男性よりも女性が工場勤務をすることに対しての底辺イメージが強いってのもつらい。

工場勤務のベテランである私は、女性の職場として工場が底辺だと思っていませんが。

工場の夜勤がきつくてしんどいところ

工場にかぎらず夜勤はきつくてしんどくなりやすい。

夜勤がきつい理由はいろいろありますが、工場の夜勤が他の職場と比べてきつくなりがちな理由として、

  • 工場は体力勝負なところがあるので体力面できつくなりがち
  • 単純作業のくり返しが睡魔との戦いをよりしんどくさせる
  • ライン作業など仕事の内容によっては眠くてもぜんぜんサボれない

などがあります。

工場の夜勤にはメリットもあるのですが、夜勤ならではのきつさがついて回るので注意が必要です。

工場の住み込みは稼ぎやすいけどきつい

工場の求人でよく見かける自動車メーカー期間工など住み込み工場勤務は、給料が高めで各種手当もあり稼げる仕事。

しかし、

  • 交代勤務や夜勤が当たりまえ
  • プライベートと職場の距離が近くなりがち
  • 勤務地が地方の田舎であることが多い

などきついデメリットもあります。

短期間でおカネを貯めるのに向いている工場の住み込み。

しかし、きつい工場勤務にさらにきついことがプラスされるってことは理解しておいた方がいいです。

工場勤務はきついけど楽なところもある

工場勤務はきついところがたくさんありますが、

  • 慣れてしまえば楽できる作業が多い
  • 感情なきモノ相手がメインだから人間相手の仕事より楽
  • 自分が動かずとも機械に動いてもらえばいいから楽

など楽なところもあります。

もちろん働く人の特性や、どんな工場、部署で働くかによって違ってきますが、

工場勤務なんてきついからありえない

と決めつけるのはもったいないです。

工場勤務はきついけど底辺ではない

この記事では工場勤務のきつさをひたすら書いてきました。

私は工場勤務を10年以上続けていますが、きついと思ったことは山ほどあります。

しかし、工場勤務が底辺職だとは思っていません。

底辺職なら10年以上も働き続けていないよ

  • 中卒、高卒、Fランク大卒
  • ニートやフリーター経験あり
  • コミュニケーションが苦手な人

上記のような人でもホワイト気分が味わえるかもしれない工場勤務。

工場勤務はきついけれど、私のような低スペック人材にはおすすめできます。

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