工場のバイトや派遣のきついところを【実体験】から徹底解説

工場のバイトや派遣の求人があるから応募してみたいけれど、

  • 工場勤務=3K(きつい・汚い・臭い)イメージ
  • 1日ずっと同じ仕事ばかりをやらされる
  • 会社の業績が悪化したらすぐに解雇される

など、工場勤務はきついイメージがあって一歩を踏み出せないでいませんか?

工場勤務をしていて、きついと感じることはたしか。

でも、バイトでも派遣でもいいからとにかく働いて稼ぎたい人にとって工場勤務は求人も多く時給も高めで魅力的。

あらかじめ工場で働くバイトや派遣のどんなところがきついのか具体的に分かれば、不安の解消にもつながります。

私はこれまで複数の工場で現場作業員のバイトや派遣として働き、何度もきつい思いをした経験があります。

そして、今は町工場の正社員として働いています。

本記事は工場勤務の経験豊富な私がこれまでに経験したことをふまえて、

工場で働くバイトや派遣ならではのきついところ

にフォーカスを当てて述べていきます。

リアルな体験談を交えて解説しているよ

目次

工場のバイトや派遣は単純作業が多くきつい

工場で働くアルバイトや派遣といった非正規雇用がやる仕事というのは、誰でも簡単に覚えられて単純な繰り返し作業というのが一般的です。

例えば、

  • ベルトコンベアで流れてくる製品をひたすら箱詰めする
  • 製品にキズや未加工品がないか目視チェックする
  • 金属の材料を機械にセットして起動ボタンを押す

など、簡単に覚えられる楽な仕事を繰り返しやることが圧倒的に多いです。

ですから頭を使う仕事をしたい人、同じ作業の繰り返しに苦痛を感じてしまう人にとっては、間違いなくきつい仕事となります。

しかし、単純作業をするのが苦痛ではない人、他人とコミュニケーションをとらず黙々と作業したい人は、あまりきついと感じることなく過ごすことができるでしょう。

私はプラスチックの成型工場でアルバイトとして働いていたことがあります。

その時は複数のプラスチック成型機に材料となる樹脂を入れる作業をしていました。

そして、頃合いを見計らって成型された製品を箱詰めしてフタをする、といった作業の繰り返し。

楽な仕事ではありましたが、頭を使うことがほとんどなく単調な作業なので、すぐに飽きます。

むなしくなります。

工場のライン作業は特別なきつさがある

派遣の求人としてよくある自動車工場の製造ラインやコンビニ弁当の製造ラインといった、工場のライン作業もきついです。

  • ロボットと化して、ひたすらルーティンワークに徹しなければならない
  • 自分の行程でラインを止めることは許されない、というプレッシャーと戦わなくてはならない
  • 取り付けるべき部品の欠品を起こすと始末書を書かされることがある

など、ライン作業ならではのきつさを味わえます。

ライン作業の場合、チンタラ仕事をしていては流れについていけなくなり、そこでラインがストップしてしまいます。

もしストップしてしまえばラインリーダーからは怒られ、同じライン作業者からは白い目で見られること間違いなし。

どこの企業も時間辺りの生産数を伸ばすことを考えており、工程ごとの作業時間に余裕はありません。

派遣だからのんびり気楽に働けばいいや、なんて考えていたら痛い目をみます。

担当作業に慣れてしまえば少し余裕も生まれてくるのですが、慣れるまではメチャきついです。

工場のバイトや派遣はスキルアップしづらくきつい

非正規雇用であるバイトや派遣は基本的に働いている企業からあまり教育されないのが一般的です。

なぜなら、人手不足を解消するだけのコマと考えられているから。

もちろん、工場で働くバイトや派遣も例外ではありません。

また、自己啓発的にスキルアップしようと思っても否定されることすらあります。

つまり、

工場でバイトや派遣として働く=スキルアップできず市場価値を高めることができない

ということ。企業に使い捨てにされるようなものなので、かなりきついと言えます。

向上心を持ち仕事に取り組むことを否定される

私が過去にバイトや派遣として働いていたとき、少しでもスキルアップしようと行動したことがあります。

でも、

  • バイトだから色々覚える必要なし
  • 派遣なんだから余計なことを覚えずに今の仕事をしっかりやってくれればいいよ

と言われました。

これではスキルアップは望めません。

教えるのが面倒で自分でやった方が早いと思っている

どの会社にも仕事を教えるのが面倒だという人はいます。

簡単に教えられることなら教えるのですが、少し難しいことになると教えるのに苦労するから。

また、いつ辞めるか分からないバイトや派遣に苦労して教えてもムダでしょ、とも考えてしまいます。

今現在の私は正社員として働いているので、非正規雇用の作業者を教育する立場です。

自分自身が非正規で働いていたときにスキルアップできず不安でつらかった体験をしましたので、やる気があればバイトや派遣であってもしっかり教育しようと考えています。

でも、

生産に追われていると教育する時間が多くとれない

という厳しい現実があるんです。

教えるのに時間がかかるならば自分でやった方が早く終わる

だから、教えることなく自分でやってしまいます。

きつい工場内作業や面倒な雑用をやらされる

派遣やバイトは正社員がやりたがらない面倒な仕事や、きつい仕事をやらされることが多いです。

派遣はつらい3K仕事をやらされやすい

工場勤務はよく「3K」と言われます。「3K」とは高学歴、高身長、高収入ではなく、

  • きつい
  • 汚い
  • 危険

です。

そして、製造業の工場派遣では「3K」業務をやらされる可能性が高いです。

ちなみに私が今働いている工場で派遣社員がやっている仕事としては、

  • 毒性のある薬剤を使った洗浄作業
  • 大ケガの危険がある切断業務
  • 平均30kgはある重量物を手作業で運搬

などがあります。ぶっちゃけて言うと私含めた正社員たちは、

あの仕事やりたくね~な~

って言ってます。

パートやバイトは面倒な軽作業を押し付けられる

パートやバイトは正社員が面倒だと感じてやらない、ちょっとした軽作業をやらされることが多いです。

  • ストーブの灯油を補給する
  • すぐ一杯になるゴミの廃棄
  • 面倒な機械の清掃

など、難しい仕事ではありませんが面倒なことです。

正社員の中には面倒な軽作業をバイトやパートにやらせている間、自分は一服しているなんてこともあります。

バイトや派遣は解雇リスクが高いのがきつい

日本の雇用制度では正社員を簡単に解雇することはできません。

しかし、バイトや派遣といった非正規の人たちは会社の業績次第で解雇されやすいです。

工場の派遣は解雇されやすい

バイトも派遣も同じ非正規雇用ですが、派遣は特に解雇問題に直面しやすいです。

なぜなら、

働いている企業に直接雇用されているわけではないから

工場と言えば製造業ですが、製造業は景気に左右されやすい業種です。

景気がいいときはボーナスアップ、残業など収入アップが望めます。

しかし、いざ景気が悪くなると残業カット、ボーナスなしなど苦しい状況に追い込まれがち。

そして、企業としては仕事が減ったぶん人件費を削減しようとしますが、直接雇用ではない派遣社員は人数調整にとっても都合のいい存在となります。

2008年に起きたリーマンショックによる不景気で多くの派遣社員たちが職を失いました。

そして、年越し派遣村の世話になったのです。

派遣は都合よく使われて簡単に解雇されても文句言えない立場

一生懸命会社のために働いても必要なくなったら、あっさり見捨てられるなんてつらいです。

給料面で不満を持ちやすい

肉体的につらい思いをして必死に動いているバイトや派遣よりも、暇で楽をしている正社員の方が高い給料をもらっていることはザラにあります。

俺はこんなに頑張っているのにアイツ(サボっている正社員)より給料が低いなんて・・・

と思っているバイトや派遣は少なからずいるはず。

もちろん、正社員には正社員でいろいろと苦労があります。

「工場の正社員がきついと感じること」

でも、同じような仕事をしているのに給料は正社員の方が高いなんてことがあります

実際に私が働いている会社での話をすると、勤務時間の半分はただ腕を組みボーっと立っているだけの正社員がいます。

そして、すぐ近くでは派遣従業員が一生懸命研磨作業をしている。

その正社員が言うには「派遣たちがサボらないか監視している」とのことですが、私にはサボらないか監視している人こそがサボっているようにしか見えません。

もらっている年収は一生懸命働いている派遣さんよりも楽をしている正社員の方が多い、というやりきれない現実があります。

がんばって働いている自分よりも、楽をしている人の方が高い給料をもらっているのはきついです。

ボーナス時期は切なくつらい思いをする

会社員の大きな楽しみの1つにボーナスがありますが、バイトや派遣はボーナスをもらえないことが多く時期になるとつらい思いをします。

私が大手精密機器工場で派遣として働いたときの話。

7月と12月になると正社員たちだけが集められてボーナスを支給されます。

その光景を横目に見ながらライン作業を必死でこなす私たち派遣。

自分は汗水たらして働いているのに何もなしか

と思わずにはいられませんでした。

同じ非正規でも派遣は1番きつい

バイトやパート、派遣といったように非正規雇用にもいろいろな形態がありますが、1番きついのは派遣です。

なぜなら、

同じ非正規でも派遣だけ区別されることがあるから

派遣だけ社内の消耗品が使えない

私が働く会社では、派遣だけ会社支給の手袋やマスクといった消耗品の使用ができません。

同じ非正規雇用でもバイトやパートは使うことができます。

派遣従業員たちは実費で作業に使う手袋やマスクを購入して使用している状況。

会社の言い分としては「この会社の従業員ではないから」ということですが、同じ職場で働いているのに区別されるのはきついです。

昼食で食べているお弁当が頼めない

昼食で頼んでいるお弁当も派遣従業員だけ頼むことができません。

会社補助があり1食200円で食べられるありがたいお弁当なんですが、派遣は食べることができないのでせつないです。

このように派遣従業員は働いている企業に直接雇用されているわけではないので、同じ非正規であるパートやバイトと区別されつらい思いをすることがあります。

まとめ:工場のバイトや派遣ならではのきついところ

最後にバイトや派遣として工場で働くきつさを簡潔にまとめておきます。

  • 単純作業、繰り返し作業が多くきつい
  • スキルアップしづらいのがきつい
  • 正社員がやりたがらないきつい作業、面倒な仕事をやらされる
  • 品のない正社員に振り回されるのがきつい
  • 正社員の比べて解雇リスクが大幅に高いのがきつい
  • 肉体的にしんどい思いをしている自分よりも、楽をしている正社員の給料が高いのがきつい
  • バイトやパートよりも派遣はさらにきつい

工場で働くのはきつい面もありますが、いい面もあります。

バイトや派遣として工場で働くのはあまりおすすめできませんが、正社員としてなら悪い選択肢ではありません。

私は町工場に就職して働きつづけていますが、それなりに満足したサラリーマン生活を送ることができています。

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